夢を追う若者をツールとして扱う!?悪徳ネットワークビジネスに気をつけて②
副業(ネットワークビジネス)勧誘の流れ
夢を追う若者をツールとして扱う!?悪徳ネットワークビジネスに気をつけて。①では、その副業を始めるきっかけの一部をご紹介いたしました。(みていない方はこちらhttps://prayingrun.com/2020/01/29/からご覧下さい)
第2弾となる今回は、その紹介から実際に初期費用や展開を大まかご紹介いたします!
① はじめは近況確認から
ネットワークビジネスの勧誘において、多くの場合誘う側の人間は誘う対象の近況を深く知りたがる傾向にあります。「今どんな仕事をしているの?」ここでは恐らく稼いでる額の規模感を把握し、学生か社会人かの認識を行います。彼らは社会人を好む傾向にあります。なぜか、それは恐らく【初期費用を支払える事】を条件としているからであると考えられます。詳しくは後でお話しいたします。
② おいしい話の提示→意欲向上
ここでは彼らの手腕が試されます。面白いくらいに話のうまい方もいれば、「始めてなんやろなあ…」と思ってしますようなたどたどしい人も仲にはいらっしゃいます。しかし、大概は口が上手く、ターゲットのやる気を高める事に長けている方が多いでしょう。だから引っかかってしまうのでしょうね。
様々な手法が存在しますが、ほとんどは何度か会話を重ねていく内に勧誘へつながっていくパターンが多いです。
③ 勧誘における鉄板パターン
一番最初に意識を高めてくれる人は、大抵中間くらいの位に属している事が多いです。ですから、説得力がないと感じられる事も少なくないでしょう。なぜなのか、そう思うことには大きな理由が在ります。私は多くネットワークビジネスへの勧誘を受けてきたので、今となってはほぼ一発で見抜くことができます。しかし、夢を追って上京してきた頃は、目を輝かせおいしい話に直ぐ食いついてしまいました。この様な夢を追う自称意識高い系の人間はピュアな心を持っている傾向にあるので、稼げるという話にはめっぽう弱いのです。その場合は最初の1人で充分洗脳可能なのですが、それでは無理な場合、決まった手法で勧誘してきます。
”凄い人”を連れてくる
これは本当に鉄板パターンであり納得する人も多いのではないでしょうか。「私じゃ全ての話ができないし、本当に凄い人がいるからその人のお話を聞いてみてよ!!」とか、「○○君に是非会わせたい凄い人がいる!」と言われることは本当に多くて、「あ、なるほど、そーゆことね…」と、なんか分かっちゃいます。
実際に会ってみると、本当に稼いでて凄い人なんですが、少なからずそのネットワークビジネスでカモった方々の大切なお金も収入源になっていると思うとなんかちょっと幻滅しちゃいます。これは感じ方次第な気もしますけど…
補足をしますが、、そもそもネットワークビジネスの大概の仕組みはこうなっているということは理解できていますよね??
大体勧誘してくる人達は位が高くて上図でいう4列目程(それでも高いくらい)その方が連れてくるのは3列目か2列目(これも本当に高い位での話)勧誘される側はよくて10列目程度でしょう。つまり、わたしが言いたいのは、2列目3列目の人を連れてこられても実質説得力は限りなく無いに等しいでしょう。なぜなら地位における次元が違うのですから。
しかし、ここでおいしい話をされ夢を見て、やってやろうと決意する人は少なからずいます。自らの意思ならまだ良いと思いますが、ちょっと嫌ではあるけど…凄い人を連れてきてもらったからとか、そこまで私を必要としているのであれば、といった考えで流される人々もいると思います。なんと言ってこようと、嫌だと少しでも思ったのなら、「ぼくは嫌だ!!!」とはっきり言いましょう!!!!!!あなたをお金としか見ていない人なんてその世界に何人もいますからね。
④ やります!→では頑張ろう!!では無い
個人的にここの段階が一番嫌いです。「君にはこの道でお金を稼ぐ才能がある」なんて持ち上げられて、いい気になり、やってみようと思った矢先条件として差し出される第1の言葉【初期費用】
私は嫌になるほどこの言葉を耳にしてきました。同様の境遇の方も多いでしょう。メンバーになる為、商材を買う為など様々な理由があります。「能力を買ってくれたなら出世払いにしてくれよ!!!」といいたいところが本音ですが、それは無理な話です。なぜなら、何度も言っていたとおり彼らの収入源に、もうおわかりかと思いますが、この初期費用も含まれているからです。スタートできるのはこの費用を払った後です。
ちなみに!!これまで出会った勧誘の中で、最も高く請求された初期費用は108万円でした(T-T)←学生の場合は退学を強要され、借金をしてでも初期費用を請求されます。(ここで借金ができないなら成功しないよ。とかいわれる)
⑤ 払った後は、ほぼ知らんぷり
これも本当にたちが悪いですよね、つまり彼らは自分が本来進められているべき手法で稼ぐことができない為、勧誘から得られるインセンティブ(大体10%~30%)ばかりに目がいきます。新しい人を勧誘することだけを考えていると言うことです。その為、初期費用を払った人は後々連絡が取れなくなったり、扱い方がおざなりになっていくのです。
⑥ 結果的に
もちろん稼いでいけるはずもなく、落ちぶれていってしまいます。その経験をした人々が広めていった事で、現在社会的にネットワークビジネスが嫌われる傾向にあるのだと考えられます。
一概には言えない
前投稿でもお話ししたとおり、様々な偉人の中には、ネットワークビジネスという存在は非常に効果的で有効なモノである。そう唱える方々もいます。従って、悪い話ばかりを聞いて全面否定する事はよろしくないかもしれません。かといって、良いモノであるか?と聞かれたら、相性ややる気、価値観などによっても様々であると考えることができます。
しかし、今回述べた順序のどこかしらに当てはまる場合は、一度立ち止まって考えてみることがとても大きな行為かもしれません。
焦らず、しかし情熱的に、そして着実に歩んでいくことが成功への近道です。周りに流されず、自分の強い意志を尊重して歩んでいきましょう。
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