思考は現実化する1章
・マーフィーの法則
・引き寄せの法則
・潜在意識の大切さ
・思考は現実化する
自己啓発本では常連のこれらの言葉は全てこの本から派生したと言っても過言ではありません。
全18章に及ぶ本書を1章ずづ丁寧に解説していきます。
これらの偉大な成功者は、ある共通する哲学をその心に潜在的に秘めていました。
それは、ある男がその一生で築き上げる過程で生み出した、成功への攻略法だったのです。
この本は、あなた(読者)が確実に成功を収める事を手助けしてくれます。
そんなあなたの成功を保証してくれる心強い味方がこの風格漂う男性【アンドリューカーネギー氏】です。
本書は、著者である【ナポレオン・ヒル氏】が、数多くの成功者と20年間という長い時間を共にし書き上げて過去最高の自己啓発本です。
この本が示していることは総じてただ一つ
それが
成功哲学
第1章”思考”は現実化しようとする衝動を秘めている
第1章のまとめはこちら
1:願望や目標に向かって正しい努力をすれば、成功には近づいているのに、あと一歩で諦めてしまう人が多い
2:目標や願望を持つことが成功への第一歩
3:常に前向きに考えることで不可能と思われたことも実現できる
この様な内容になっています。
1番
失敗の最大の原因を皆様は何だと考えますか?
様々な見解があることでしょう。本書では、「一時的な敗北に過ぎないのに、すぐに願望の維持をあきらめてしまう事」としています。
その一例として、R・U・ダービィー氏の話を挙げています。
彼は、ゴールドラッシュの時代に、一獲千金を夢見て、金鉱脈を掘り当てようとしていた。
しかし、いくら掘れども出てくることはなかった。
そこで、彼は諦め、採掘設備の一切を数万円で売り払った。
その後、ダーヴィ―達が諦めたところからわずか91センチほどのところから金鉱脈が発見された。
この経験から、ダーヴィーは真に諦めないという事を学び、ビジネスの場で大成功を収めた。
教訓1
”大きな成功というものは人々が敗北感に屈してしばらくたった時にやってくるものである”
2番
”思考”というものは、一つの実体であり、しかもその思考内容そのものを現実化しようとする”衝動を秘めている実態”。
つまり、人が大小を問わず行動を起こすときは、【思考の衝動】に依存するモノなのである。
これより
人間は自分が考えているような人間になるのである。
これが立証される。
ここで一人の男の例が挙がる。
この写真からその人物が誰かわかる人がいるだろうか?
おそらく多くの方はぴんと来ないだろう。
この写真は、かの有名なトーマス・エジソン氏とエドウィン・C・バーンズ氏である。
ここで上げられる成功哲学は、後者のエドウィン・C・バーンズ氏が体験したものである。
彼が実現したこと、それは
教訓2
あなたが真底そうしようと望んだことは必ず実現する
もともとそのような才能が有ったのだろう。なんて言葉が聞こえてきそうなのでここで当時の彼を簡単に描写しておこう。
・彼は、浮浪者のような姿でいて、且つエジソン氏には一度もあったことがなかった。
・さらに、目的地まで行くお金すら持っていなかった。
・職も定まることなく転々としていた。
このような状態だったのである。
そんな彼を何が”天才”エジソンと結びつけたのか。
それが
不動の信念
なのである。
教訓3
願望を最後まで追求する、という強い意欲(モチベーション)が、あなたの人生を大きく左右することを心に留めておくこと。そしてまた、このような能力は誰もが持っている、という事も
3番
詩人ヘンリーはこのように言いました。
我こそが運命の支配者にして我が魂の船長なり
ヘンリー
つまり、自分の思考をコントロールできるのは自分自身といういことである。
この詩が表現したかった真理はこちらだ
強い願望や目標を持つ。
↓
それにより具体的な計画が生まれる。
↓
この計画次第で何とでもなる
読者の皆様各々が“船長”であるがゆえに、たどる航路を選択できるのです。
従って、努力や苦難といった船員と、明確な目標への航路を辿れば、目標に近づけるでしょう。
しかし、怠惰や堕落といった船員と航路も決めずに進んでいけば、行き当たりばったりの人生となるのです。
教訓4
成功は成功を確信する人の元に訪れる。少しでも失敗を意識すれば失敗する。
まとめ
心で考え、できると信じたことは実現することができる。
それだけを胸に抱いていく必要があります。
少しでもネガティブマインドに陥ってしまうと、そちらに偏ってしまいます。
ふだんから、ポジティブマインドと「明確」な目標の確認を行っていくようにしましょう。
続いては、第2章です。
お楽しみください。
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